05根本レポート

貸し渋りは、なぜ起きる!?

   世界を襲う金融危機と株安の連鎖は、制御不能の様相を呈してきた…と言われています。では、なぜそれが日本国内の貸し渋りに繋がるのでしょうか?
   

 ①米国の金融機関がサブプライムローン問題による巨額の損失の穴埋めに、世界中から資金をかき集めている。
 ②日本の銀行も海外の銀行(米国やEU)への融資を大幅に増加させているので、国内企業にまわす資金が足りない。
 ③日本の銀行も株価の暴落で、資産が目減りして自己資本比率(国内取引をする銀行は4%以上、海外取引をする銀行は8%以上必要)を維持しなければならず、手持資金を減らしたくない。
 ④よって新規融資は抑えたいし、貸出金も回収したい。
…という流れで貸し渋りが起こるのです(他にも要因はあります)。

 では、我々中小企業はどのように対応していけばよいのでしょうか?

答えは、銀行から借入れしないでやれないかを考えることです。
 資金を作る方法としては、
(ⅰ) 売上入金を早くする
(ⅱ) 仕入債務を遅くする(これで時差が生じ、1~2ヶ月の運転資金ができる)
(ⅲ) 不必要資産の売却をする
(ⅳ) 固定費を下げる(効果的リストラ)
(ⅴ) 資金不足は代表者が役員借入で補う
(ⅵ) 最終的に銀行借入をする

 このように、銀行借入は最後になります。厳しいようですが、銀行借入が最終的資金調達法なのだと意識すると、経営のやり方が変わってくるのです!!