05根本レポート

こうすれば「社長力」が上がり会社が良くなる!?(シリーズ第1回)

大変な時代です。いかにこれを乗り越え、むしろチャンスにしていくか経営者の手腕が問われる時です。「社長力を上げる考え方、方法」をシリーズでお伝えします。


(1)「管理」こそが経営であると思わないこと
  社長の仕事は、①会社の方向づけ、 ②資源の最適配分、 ③人を動かすこと。
  方向づけとは、「お客様」の動向を見て社員全員を「お客様志向」で行動させる。


(2)「未来予想」より「現在過去分析」をしてお客様の求めている流れを見極める
   日曜日の日経新聞の経済指標を見て、自社を取り巻く環境と流れを見る。


(3)「新規事業」に乗り出すのがやり手の社長と思わないこと
  内容をよく知っている既存事業でやれない会社が、知らない新規事業でうまくいく訳がない。
  既存事業で十分に成功しているならやる。ビジネスのコツの一つは「何でもかんでもやらない」こと。


(4)お客様との取引で「売上高」でなく「シェア」を高めること
  規模の大小にかかわらず、お客様の取引先の中で自社の「シェア」を高めておけば、「重要な」
  あるいは「大切な」存在と思われ、外されることがない。


(5)「オンリーワン」でなく「ナンバーワン」を目指すこと
  「オンリーワン」はお客様の選択肢がなくなり、社員の甘えや驕り(おごり)が出る。
  「他社との違い」を明確にし、ライバル社に優位に立つ「ナンバーワン戦略」を持つ。


(6)拡大しようとする時は、同時に「小さくなる能力」も確保しておくこと
  借入金を一定限度内にして、いざという時に小さくできれば会社は潰れない。


(7)「ES優先(従業員満足度)」より「CS優先(お客様満足度)」にすること
  ESが高くてもCSは上がらない。むしろ逆である。お客様を優先して満足度を上げ、利益を高める。   そして社員には、①働く幸せ、 ②経済的幸せ を提供する。


(8)社員の「働きがい」を高めること
  働く人の「モチベーション(やる気)」を高めたいと思ったら、「働きがい」を高めること。
  これは働くことに意義を見いだせること。ある程度の「技(スキル)」を身につけさせ、
  「自分の存在意義(居場所)」を作り、お客様のためになっている事を評価してあげる。
 
~やれることからやってみましょう!~

  「お客様第一」は、働く人に働きがいを与え、そのことが会社に利益をもたらし、
   それが、さらに働く人に経済的幸せをもたらすという、マジックワードなのです。

                                     (経営コンサルタント 小宮一慶)