05根本レポート

こうすれば「社長力」が上がり会社が良くなる!?(シリーズ第2回)

大変な時代です。いかにこれを乗り越え、むしろチャンスにしていくか経営者の手腕が問われる時です。「社長力を上げる考え方、方法」シリーズのマーケティング編です。


(9)「新規営業」がうまいのが良い会社と思わないこと
  お客様の心をつかむマーケティングの本質は、「新規顧客開拓」よりも「既存のお客様」をより大切に
  することであり、その方が結果的に儲かる。(新規開拓も常に怠らない。)


(10)「上手に真似る」のが「商売上手」と思わないこと
  「他社の真似」よりも「他社との違い」を作る。品質、価格、サービスで違いを出す。
  特にサービスが重要。サービスとは、お客様と目線を合わせる、玄関先まで出迎える、見送る、
  笑顔など小さな違いをたくさん作ること。


(11)売れないのを価格や製品のせいにしない
  価格よりもサービスで勝負する。お客様は製品の不具合は少しなら許してくれるが、サービスの
  悪さは決して許してくれない。お客様のために小さな努力を多く積み重ねること。


(12)「客観的1番」より「主観的1番」をつくること
  お客様がどの会社や商品を1番だと思うかは、自分の「主観的基準」で決めている。
  自社のお客様に「おたくが1番」と言ってもらえるように対応する。


(13)顧客が多いと個別対応は無理と思わないこと
  お客様は「あなたが特別」が好き。名前を呼ぶ、誕生日にカードを送る、ひと言声を掛ける、
  「あなたのことをいつも気にしています」という気持ち、「自分ならどうされたいか?」を常に考えて
  行動すること。

  
(14)お客様には「満足」よりも「感動」を与えること
  自社の満足度調査が80%でもそれは期待した通りということ。100%を目指すには期待以上の
  ことを与えて感動させる。マニュアルもお客様の気持ちになって「ハート」できめ細やかに作り、徹底
  させれば、感動を呼び起こせる。


(15)良い商品なら必ず売れると思わないこと
  どんなに良いものでも「認知」されなければ売れない。お客様が知って興味を持ち、購入してくれる 
  販売促進策(マーケティング)を考えて訴えていくこと。


(16)「クレームゼロ」よりも「クレーム発生」が良いことを知る
  「クレーム」は宝の山という本もある。クレームには「自分が思っているより100倍大変な事」と
  思って対応すること。統計的に同じ不満に対して4%しか申し立てがない。ということは1人の
  クレームの後ろには25人の不満者がいる。対応をうまくすればお客様はつながる。


 
~やれることからやってみましょう!~

  サービスや「お客様第一」については「やっている、やっていない」ではなく、
                     「どこまでやっているか」です。深みが勝負なのです。

                                            (経営コンサルタント 小宮一慶)