05根本レポート

こうすれば「社長力」が上がり会社が良くなる!?(シリーズ第3回)

大変な時代です。いかにこれを乗り越え、むしろチャンスにしていくか経営者の手腕が問われる時です。「社長力を上げる考え方、方法」シリーズのマーケティング編です。


(17)戦略だけでうまくいくと思わないこと
  5年後を支えるのは「新規事業(戦略)」、10年後を支えるのは『人』である。
  人を育てることが結局は企業業績を良くすることであり、有為な人材を育てることが、大きな社会貢
  献である。


(18)スキルのある即戦力で人を採用しないこと
  人を採用する基本は、スキルよりも「熱意や職業観」など会社の価値観を共有できる人を会社という
  バスに乗せて、自らの強みを生かせる行き先(戦略)を考えること。
  価値観の対立は、組織を空中分解させてしまう。


(19)和気あいあいとした職場にしたいと思わないこと
  和気あいあいとした職場を優先すると、最も実力のない人にペースを合わせることになる。
  「お客様第一主義」のためにどうしたらよいか、「切磋琢磨」する社風をつくり上げると、自然に
  チームワークも芽生えてくる。


(20)管理された組織のほうがパフォーマンスが高いと思わないこと
  「規制」よりも「自由」を基本とする。方針に従っている間は、細かいことは言わずに自由に動いても
  らって成果をあげる。「犬のひも」のように、飼い主の思っている方向、スピードならどんどん緩める。
  意志に反して方向が変わったら、ひもを巻き戻す。


(21)社員の「意識改革」は「小さな行動をさせる」ことから始まる
  小さな行動を変えさせる方法は、その人にやってもらいたいこと、やってもらいたくないことを言うより
  書いて渡すこと。何度言っても分からないことが現実であることを知る。
  
(22)やっぱり決め手はお金だと思わないこと
  お金も大切だが、それは結果としてのもの。人が寝食を忘れて働くのは、自分の仕事に誇り」や
  「信念」があるからで、それらはお客様(社会)のためになっていると強く意識させることである。


(23)そもそも会社は何のために存在するのか考えること
  会社は社会に幸せを与えるものであり、そして働く人にも幸せを与えるものである。
  社員は働くことにより「自己実現できる幸せ」と「経済的幸せ」を得る。
 
~やれることからやってみましょう!~

  社会や働く人に幸せを与えられる組織でなければ、存在する意味はない。

                                            (経営コンサルタント 小宮一慶)