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【相続】インターネット上で投資・資産運用をしている場合について
2023.12.06

こんにちは。相続総合支援センターです。
 
12月に入り、各地でイルミネーションの点灯が始まりました。
いわき市でも行われておりますので、足を運んでみてはいかがでしょうか。

 
今回はインターネット上で投資や資産運用をしている場合についてお伝えしていきます。
 

近年、ネット証券の口座開設者が急激に伸びています。
故人からネット証券の話がないから、「ネット証券なんてやっていないだろう」よりも
「もしかしたらネット証券をやっているかもしれない」と意識をもっておくとよいのかも
しれません。
 
故人の財産状況を把握し、適切に相続手続きを行うため、資産運用や投資に関するデジタル遺品の
探しかた、しまいかた、残しかたを確認していきましょう。
 

1.探しかた
故人のネット証券の口座を探すには、以下の方法で調査するとよいでしょう。
なお、利用している証券会社の「名前」さえ分かれば、相続手続きが可能なため、IDやパスワード
まで突き止める必要はありません。
①故人のパソコンやスマホの履歴、アプリ等を確認する
②口座開設資料や、その他証券会社からの書面を確認する
③故人の預金通帳において、証券会社からの入出金の有無を確認する
④証券保管振替機構(ほふり)へ問い合わせる
 
2.しまいかた
ネット証券会社も金融機関に変わりありません。
そのため、一般的な銀行や証券会社と同様、厳格な相続手続きを経ることが必要となります。
なお、証券会社における一般的な相続手続きの流れは以下の通りです。
①証券会社への連絡 → ②証券会社からの資料受領 → ③相続手続きの実施
また、故人の証券口座における各資産を引き継ぐためには、一般的には引き継ぎ先となる
証券口座が必要となります。
 
3.残しかた
日頃からどこの証券会社と取引をしているかを家族と共有しておくことが望ましいのは間違いあり
ません。
しかし現実には、家族に内緒で投資をしている人がそのまま亡くなるケースが少なからずあり
ます。
ネット証券の相続で必要なのは、「証券会社名」だけであり、IDやパスワード等や具体的な取引
内容を情報共有する必要はありません。
万が一の際に、取引している「証券会社名」だけでも遺族に伝えられるようにしておくとよい
でしょう。

 

次回は、キャッシュレス資産を保有している場合の対応についてお伝えしていきたいと思います。

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